フィリピンの大規模な台風被害にボランティアを派遣しました。

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2013年11月8日、フィリピンを「上陸した中では最大」とされる台風が襲いました。数千名の死者と家屋の被害を出し、 被災者数は1600万人を越えたと言われています。最大風速は87.5メートルで、瞬間最大風速は105メートル。自動車が吹き飛ぶくらいの威力の台風が、フィリピンに上陸したのです。

私たちの団体ではアメリカ、オーストラリア、タイ、ネパールなどからボランティアを派遣しました。日本からも一名のボランティアを派遣しました。

台風上陸から約2ヶ月間で、私たちのチームは下記のような活動を行いました。

・がれき撤去
・衣類や食料品などを被災した地域へ提供する拠点の組織化
・被災したショッピングセンターの掃除
・被災した方々を含むフィリピン人12,000名以上へのチャリティコンサート開催
・現地でボランティアをしたい人たちのチーム作り など

毎日多くのフィリピンの方たちと触れ合い、 私たちはスムーズに活動することが出来ました。

支援物資が集まる拠点において、世界中から届いた支援物資を被災地のタクロバンへ送るためにパッキングしなおす活動も継続して行いました。毎朝大まかな指示を貰った後はボランティアチーム内で役割を決め、一日パッキングや物資の整理整頓を行ないました。拠点の職員が、入れ替わり立ち替わり現れては、私たちの活動に感謝している、と伝えてくれました。私たちは、多いときには一万人もの人たちへの支援物資をパッキングしました。夕方になるとトラックが引き取りに来て、タクロバンへ送られるということでした。

この拠点の職員も、普段の仕事に加えてこの台風への対応をしているので、 疲れがたまっています。私たちはある日、アシスト(アシストについて詳しくはこちら)を提供する特設テントを設置し、職員の皆さんや所用で訪れた現地の皆さんにアシストを提供しました。

「本当に体が楽になった。気持ちが良いから毎日でもやってもらいたい!」と 喜んでくれた職員もいて、それを聞いてボランティアのチームメンバーもさらに張り切っていました。

ご紹介したのは活動のうちの一部ですが、 このように様々な形で台風の被害にあった方たちへの支援ができました。多くの皆様の支えにより、こうして活動できたことを感謝します。

私たち国際サイエントロジーボランティア災害救援チームは、緊急災害が発生した場合に即座の行動を起こし、現地のニーズにお応えできる体制を整えてまいります。今後ともよろしくお願いします。(2013年12月実施)

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