気仙沼の幼稚園児たちに音楽で「遊びの精神」を届けました!リトミックでボランティア

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リトミックでボランティア

5月のゴールデンウィークに、リトミックの先生でもあるneomii(ねおみい)さんがボランティアとして当団体に参加してくれました。本部メンバーの清水も同じくリトミックの先生をしていますので、neomii+清水博子のコラボでリトミック・ボランティアを実行することとなりました。

※リトミックとは、音楽教育の手法の一つです。neomiiさんのリトミック教室では、リズムを使って、音楽を体で体験し、 想像力や表現力を養い、心と体の調和を作り出す総合教育を行っています。一般的な音楽教育のように決まったものを決まっているように、演奏したり、歌ったり、 できるようになることを目指すものではなく、音楽を聞いて、 自分が感じたように自由に表現することを目的とします。 音楽を通して自由に楽しむ心、遊びの精神を養うメソッドと言えるかもしれません 。

今回、皆様のご協力をいただきまして、気仙沼市内の愛耕幼稚園でリトミック・ボランティアをさせていただきました。愛耕幼稚園では、幸いにして亡くなった園児さんはいなかったとのことですが、 先生も含めて4分の1の方が被災されたとのことです。

リトミックに参加してくれたのは、5歳児クラスの子ども達33名。最初、「リトミックって何?」といった子もいましたが、 ピアノの音が鳴り、音にあわせて体で表現するということが分かってくると、 自然と音を楽しんでいました。

「怒ったウサギさんになってみよう!」
「スズメになって園長先生を食べてみよう!」

リズムや音に合わせて、自分なりの表現をして、子ども達の目はどんどん輝いていきました。気仙沼にある私たちの拠点の台所から持ってきた大きな鍋も登場。 小さなライアー(竪琴型の弦楽器)の小さな音色が、空っぽの鍋の空間に反響して増幅され大きな美しい響きになりました。

ライアーと鍋

自然の音のマジックにみんな心を奪われていました。震災によって亡くなった家族がいたり、仮設住宅から通ったり。 以前と違った生活に、小さな胸をいっぱいにしているだろう子ども達にひと時の楽しい時間を提供できました。

園長先生からも「他のクラスの先生達にも見せたかった。すごく子ども達が楽しんでいるのを感じた」 と、大絶賛をいただきました。 そして、嬉しいことに、4日後のGOGO安波山祭りでneomiiさんと再会した一人の園児・・。 勇気を出してneomiiさんに声をかけ、neomiiさんと嬉しそうに写真を撮っていました。

neomiiさんはシンガーとしても活動をされていて、 昨年12月、東松島市の仮設住宅で行われたクリスマスパーティで、歌を歌って盛り上げてくれたりしています。 とても素敵な雰囲気を持っています。

私たち国際サイエントロジーボランティア災害救援チームは、今後も気仙沼拠点を中心として、様々な活動を行ってまいります。今後ともよろしくお願いします。

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