仮設住宅での春祭りのお手伝いをしました。(宮城県東松島市)

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5月3日~5日まで、宮城県東松島市の仮設住宅で行なわれた
春祭りのお手伝いをしてきました。

ここは東松島市の仮設住宅で、東日本大震災以降毎年、
春のお祭りや夏のお祭りに呼んでいただいています。

今回のお祭りでは、
住民の方たちによる36メートルのロング太巻き作り、
大曲浜伝統の獅子舞、ギターコンサートやカラオケ大会。
そしてたくさんのボランティアによる屋台の提供などが
行われました。

私たちは白玉おしるこを作り、
住民の方たちに販売しました。

私たちの黄色いTシャツ、ジャケットを覚えて下さっていて
「いつもありがとう」と声をかけてくださったり
顔を覚えてくださって「また来たの、ありがとう」と言ってくださったり。
温かい人間関係を築けていることが嬉しくなりました。

予定していた白玉おしるこを売り切り、
ちょうどお祭りも終わって片づけへ。

何度か経験しているおかげで
片づけがとても早い地元の方たちにも
ついていくことが出来ました。

そして、夕食の前に、
私たちを今回呼んでくださったこの仮設住宅の自治会長さんから
東日本大震災から今日までにあったいくつかのエピソードを聞きました。

「被災前は、普通に挨拶したりする仲だったご近所さん。
しかし、被災し、仮設住宅に入ったところ5人家族が3人家族になっている。
亡くなったのか分かれて住んでいるのかが分からない。
震災のむごい話を思い出させることになるかもしれないので聞くことも出来ない。
先行き不安で、気持ちがふさいでしまって外に出ることが出来ない
取り残されたと感じている人たちに
出来るだけ誘い合って、外に出て行く機会を増やして行きたい」

この思いを助けるために、今回も呼んでいただけたことを
とても嬉しく思います。

参加したボランティアたちには
具体的なお話をいくつも聞けたことが、
震災から今までのこと、
そしてこれからのこの土地について
より深く考えていくきっかけになったようです。

翌日は大曲浜「青い鯉のぼりプロジェクト」の
イベントに参加しました。

これについては後日またお知らせします。お楽しみに。

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