ニュースにはならない避難所生活での一番の問題点

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ボランティア活動報告 4月6日

本日は、気仙沼地区の代表者からの報告です。

これまでの皆さんのバックアップに本当に感謝しています。ありがとうございます!

ニュースでは伝わらない、現場のリアリティを少しお伝えします。
現在活動している気仙沼で一番の問題なのは、衛生面です。

昨日、こんな事がありました。
母校の柔道場に避難している28才のお母さんと11ヶ月の男の赤ちゃんがいました。
お母さんは肋骨にヒビが入っており、赤ちゃんを抱き抱えるだけで痛みが走る状態なので赤ちゃんに乳をやるのが大変。

ここでは、お湯がないので赤ちゃんを温かい湯船に入れることも出来ていません。
赤ちゃんは泣き出し、泣き疲れて眠りに落ちている状況です。

中学校の方では300人が収容されていますが、一週間に1日だけ75人がマイクロバスで他県の温泉に行って身体を洗うことができる状況です。
計算すると3~4週間で一回身体を洗える計算です。

老人ホームでは119人がそこで暮らしており、毎日3枚のオムツが消費される中(1日119人×3枚=357枚)、2日後のものが在庫切れでありません。

一週間程前に2000人が収容されている体育館に行き、皆さんより頂いた支援物資のオムツを配給に行きました。しかし、たくさんの支援物資がものの2分で全て無くなりました。

小学校でも着替えの服が無く、皆さんに頂いた大量の服が5分で全て無くなりました。

こんな感じです。

今日は、現地のニーズに応えた形で支援活動をしました。

中学校にアシストに行ったとき、偶然、複数の企業でボランティアを運営している方の娘さんに出くわしました。

被災者の方々をお風呂に入れるための動きを取ろうとしていた矢先に、タイミングよく適切な方と遭遇。

明日、その方と打ち合わせをし、具体的に気仙沼地域の人々をお風呂に入れるための動きをとっていきます。

その娘さんから一回100円で入れる大衆浴場を教えてもらい、高校に避難している方々を車にのせて、お風呂までどんどんお連れしました。

全員、嬉しそうでした。

明日は今日の10倍の方々を風呂に入れてることと、アシストをたくさん施していきます。

こちらでやることは沢山あります。メンバーが本当に必要です。
よろしくお願いします!

ボランティア活動に参加したい方は、お問い合わせページからご連絡ください。

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